中学生が部活を途中で辞めるデメリット内申点への影響は?勉強と優先順位は?

中学生の保護者

「子供が部活でレギュラーになれない。思うような実績が出せずにやる気を失っている。いっそやめて勉強がんばってほしいし、子どももやめたがっているが、内申に悪影響あるか気になる。」

「子どもにとって思ったよりも部活が面白くないようで、休むことが多い。部活続けてほしいが勉強にも身が入らないのでどうしたらいいか。」

「部活が忙しすぎて勉強と両立できない。子供が部活をやめたがっている。」

希望に胸を膨らませて入学した中学校で張り切って入部した部活だったのに、子供が途中で退部したいといいだした…

親にとってはちょっとショックなシチュエーションですが、途中でやめたいといいだすことは少なくないです。

また、子供はどちらでもいいのだけど、親のほうが部活を辞めてほしいと内心思っているケースというのもあります。

カチママ

いずれにしても、部活を途中でやめることは、親にも子どもにも大きなストレスになることが多いようです。

部活を途中でやめることについて、どう考えればよいのでしょうか。

部活を途中でやめて高校受験や内申に悪影響が気になる場合もあると思います。

これらについて解説します。

この記事を書いている人

カチママ

・高校生、大学生の二人の子を持つ母。子供たちは公立進学高校、東京大学に在学中。
・家庭教師、通信高校サポート校の個人指導の経験あり。
・小学生中学生向け通信教育紹介や家庭学習法についてのブログ歴5年。

よろしくお願いします。


  

目次

部活を途中で辞めるメリットデメリット

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子供が途中で部活を辞めることについて親が抵抗を感じるケースとして、「やめぐせをつけてほしくない」というのがあるかと思います。

特に親御さん、保護者の方が、学生時代、部活をやり通した経験があって、それが自信になっている場合などは、子供にも同じ達成感を味わってほしいと強く望むことはよくあることでしょう。

カチママ

親と子は違う人格ですし、個性も違いますし、時代も違います。

自分はたまたま合う部活にめぐりあったかもしれませんが、子供はそうでなかったかもしれません。

子供が途中で部活を辞めたいといいだしたら、まずは否定しないで受け入れて話を聞いてあげる姿勢を持つのが大事かなと思います。

お子さんが心身、勉学に影響があるほど苦しんでいる場合や、ほかにやりたいことがはっきりある場合などは、部活を辞めたり、転部したりすること自体は、悪くないことだとわたしは思っています。

お子さんが怠惰で努力が不十分で部活についていけないように見える場合も、お子さんのキャパシティに合う、部活や習い事、塾などにシフトすることは、前向きに考えてもよいのではないでしょうか。

中学校に通って勉強についていくだけでも、十分子どもは疲れていると思います。

部活の活躍についてお子さんに多くを望みすぎていないか、親も自問自答して、お子さんに合う生活を考えてあげるのが一番大事だと思います。

部活を辞めると中学の内申点に影響する?

部活を辞めると中学の内申点に影響するかどうかが、一番気にかかることかと思います。

うちの子どもの通った中学では、高校入試の内申点には、部活は基本関係ないとききました。

部活に参加する子が多いのは事実ですが、部活が必須でもないので、最初から帰宅部のお子さんもいます。

クラブチームのサッカーやクラシックバレエ、ピアノなど校外の活動、習い事に時間を使っているお子さんもけっこういます。

こういう特技は高校入試の調査書にもアピールポイントとして書くことができます。

仮に高校受験の内申点として部活動の加点がなかったとしても、そんなに大きな点数ではないと思います。

そのほかの教科でしっかり内申をとれればよいわけなので、どちらにメリットがあるのかはよく考えてお子さんのために判断してあげるのがよいと思います。

なので、うちの子どもが途中退部を希望したら、わたしはすぐやめさせてもいいという考えです。ほかにも習い事や塾で忙しくしているので…。

調査書にはもちろん部活動の記録が書かれますが、それだけです。

娘のお友達で、部活を途中退部したお子さんがいますが、特技の推薦で特待生として高校に入学された方もいます。

部活を途中で辞めたことによるデメリットはなかったのです。

入試の選考にも部活推薦などでなければ、ほとんど影響がないときいています。

気になる場合は、中学の先生や、希望する高校の先生などに問い合わせてみるといいと思います。

地域や学区によっても違うようですが、内申点がほとんど影響のない高校というのは大抵の地域にあるものなので、気になるなら一度調べてみるといいと思います。

高校受験の内申点に部活が関係する場合もある

高校受験に部活動が関係してくる場合は、内申点というよりも、調査書の内容や小論文、面接対策として、重視されるケースはあります。

スポーツ推薦、部活推薦の場合のようなときに、部活動の実績が、受験に影響するという場合があるということです。

もちろん、この場合も部活やスポーツだけでなく、日ごろの内申点も十分重視されます。

部活動が内申点として評価される自治体もあるのかもしれませんが、うちの場合は、そういうことはありませんでした。

所属する自治体の公立高校や受験する私立高校によって違うと思われるので、よく確認する必要があります。

カチママ

子供任せにせず、親も積極的に早めに情報を集める必要があります。

部活と勉強の優先順位はどっちが上?

部活と勉強の優先順位はどっちが上か、わからなくなる場合があると思います。

よほどスポーツなどの才能があって部活で高校、大学、就職を考えている場合をのぞいては、基本、部活よりも勉強が大事だとわたしは思っています。

なので、部活が大変で、疲れ切ってしまったり、拘束時間が長いなどで勉強にも差し障るという部活は、そういうデメリットを子どもによく説明して、できれば避けるように部活選びの時点でよく話をしました。

お子さんがたのしく中学校に通ってくれるのが大切なので、部活が大きなウェイトを占めるのはわかります。

でも中学で大事なのは、義務教育の教育の基本を身に着けることだとわたしは考えています。

そして志望高校に合格することが大事です。

疲れやすいお子さん、体力のないお子さんもいます。努力だけではついていけない場合もあると知っておく必要があります。

お子さんのキャパシティも考えて、部活選びをするのが大事。

実際部活が始まって以降も、お子さんに合わないと判断すれば、親子で辞めることを相談することも時には必要だと思います。

部活を続ける判断をするならば、短時間でも学習効果のある勉強法が必要です。

部活で忙しくて勉強時間が取れずに悩む低成績のお子さんの場合は、

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なお、すららについては以下の記事でも詳しく書いています。↓

勉強が苦手な子ども向け小学生中学生通信教育ランキング!すららがおすすめ!

通信教育すららは最短ルートで苦手克服!難易度レベル調整するAIドリルの効果

まとめ: 辞めることを相談することも時には必要

子供が途中で部活を辞めたいといいだしたら、まずは否定しないで受け入れて話を聞いてあげる姿勢を持つのが大事かなと思います。

お子さんのキャパシティも考えて、部活選びをし、実際部活が始まって以降も、お子さんに合わないと判断すれば、親子で辞めることを相談することも時には必要だと思います。

忙しい部活と勉強を両立するなら、通信教育のすららがおすすめです。

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この記事を書いた人

・大学生、社会人の二人の子を持つ母。子供たちは東大、旧帝大へ現役合格。
・家庭教師、通信高校サポート校の個人指導の経験あり。
・小学生中学生向け通信教育紹介や家庭学習法について発信しています。

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