こんにちは!ひのなです。
本日は当ブログにお越しいただきありがとうございます。
お嬢様の成人式のご準備はすすんでいらっしゃいますか?
成人式をお迎えになるにあたって、振袖、着物一式をどう用意されるかで頭がいたいこともあるかもしれません。
そんなとき、ご親戚や知り合いの方からご厚意で、「成人式用の着物をうちではもう着ないからもらってほしいんだけどどう?」といっていただくことがあり、譲り受けることができる場合があると思います。とても助かりますよね。
ご親戚からおさがりの振袖を譲り受けた場合、どういったお礼をするのが一般的なのでしょうか?
親戚から着物をもらった成人式のお礼はどうする?
そのまえに、ちょっと頭に入れておいていただきたいことがあります。
お着物を譲っていただく前に考えておいたほうがいいことがあります。
古いお着物の場合は、着る前に汚れを取ったり、着る娘さんのサイズに合わせて寸法を直したりする必要がある場合もあるのです。
着物のクリーニングや洗い張り(仕立て直し)についてはこちらで詳しく書いています。
>>成人式後の振袖 お手入れや洗いはどうする クリーニングの値段は?
洗い張り(仕立て直し)などになると、手間も費用もある程度かかります。中古の着物を買ったり、着物一式をレンタルするほうがかえって安く済む場合もあります。
また、着物が古すぎるとクリーニングや洗い張りを業者のほうで、破れたりなどのリスクが大きいのでやめたほうがいいと辞退される可能性もあります。
そういったことも考えて、着物を譲っていただける場合には慎重に判断して、頂戴するかどうかのお返事を判断するのが大事です。
そのうえで、譲っていただける着物を自分がとても気に入っていて、費用をかけても着ることができると判断できれば、ありがたく頂戴しましょう。
振袖も含めて着物は持っていても着る機会がない、着る人がいない場合は、宝の持ち腐れになってしまいます。着物を持っている人はそれが困りどころなんだと思います。
なので、二束三文で売ったりするよりは、親戚や知り合いなどに着てもらって、すこしでも有効活用できれば、持ち主としてはうれしかったりするのです。
持ち主がご年配の方で、古い着物の管理に悩んでいるような状態の方ならなおさらです。
なので、向こうからお申し出があって、ありがたく着物をいただくような場合は、基本的には大げさなお礼はしないほうがよいでしょう。
特に、目上の方ならば、現金や商品券のお礼を失礼だと感じる方も少なくありません。
相手の方との関係や人となりをよく考えてお礼の品を検討しましょう。
一番よろこばれるのは、娘さんが着物を着た姿を見せてあげることだと思います。直接お見せしてもいいでしょうし、写真でもよいでしょう。
お好みの食品など、5000円から1万円程度の上質なものをお礼の品として、あとは、着物を娘さんに着せたスナップ写真などを1-2枚お礼状にそえてお届けするなどが一般的なお礼の仕方ではないかと思います。
着物を譲り受けたお礼の相場はいくらくらい?
古い着物をいただいた場合には、大げさなお礼をしないとはいっても、まだ新しいような振袖一式をいただいた場合は、なにか恐縮するようなこともあると思います。
着た後にお返しするほうがよいのではないかと、お相手のご意向をよく確認すると丁寧でしょう。
まだ新しいようなお着物なら、お借りしたつもりでお返しするほうが無難だと思います。
よく確認したうえで、やはり譲りたいといっていただけるのであれば、ありがたく頂戴しても大丈夫だと思います。
比較的新しいお着物の場合のお礼の相場というのは特にありませんが、振袖のもともとの持ち主のお嬢さんがまだお若く、結婚、出産されるなどして振袖を着なくなった場合などでしたら、新生活や育児に役立つようなものを買っていただくようにと、お礼の品に加えていくらかお金や商品券を包むのもよいかもしれませんね。
なお、参考までに、振袖をお借りした場合のお礼についてはこちらで詳しく書いています。
>>成人式の振袖は親戚に貸してもらう?借りる際の注意点 お礼と返却方法
着物をいただいたお礼に手紙や写真は必要?
着物をゆずってくださった方とのご関係にもよりますが、大事なお着物をゆずっていただいたという感謝の気持ちとして、着物を着る本人の娘さんから直接お礼にうかがう、お電話する、お礼状のお手紙を書く、などの気遣いはお礼の品とともにあったほうが丁寧でしょう。
その際、いただいた着物を着ていくか、着たときのスナップ写真をさしあげてみていただくなどすれば喜ばれると思います。
親戚 着物 もらった 成人式 お礼のまとめ
親戚や知り合いから成人式の振袖にお下がりの古い着物をいただく場合のお礼は、基本的に大げさにしない。
まだ着物が新しいなど、特別にお礼をきちんとしたい場合には、着物を借りる場合に準じて金額を設定するのがお勧め。
写真などで着物を着た姿をみてもらうようにして、丁寧に感謝の気持ちを伝えるのが大事。
以上 わたしのブログが、少しでもあなたのお役に立てたならばうれしいです。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。