インフルエンザの流行が気になる季節になりました。
効果に賛否両論がありますが、予防接種を予定している人も多いのではないでしょうか。
年末に向けて忙しくなり、飲み会、パーティ
などの予定も入りがちなシーズン、
予防接種の前後にお酒を飲んでも大丈夫か、気になりますよね。
インフルエンザ予防接種の後にお酒を当日飲んでもOK?
インフルエンザは1月上旬から3月上旬に流行することが多いですね。
インフルエンザの予防接種は予防効果が出るまでに
2週間ほどかかるので、
毎年12月中旬前に受けるのが望ましいとされています。
予防効果の持続は5カ月程度です。
11月から12月にかけては、予防接種希望者で病院、クリニックが込み合う
ことも考えられるので、空いている日時を確認したり、
できれば予約などしておけると安心ですね。
インフルエンザの予防接種はほかのワクチン接種と同じく、
体調の良いときに受けるのが原則なので、
摂取の前日は飲酒を控えめにしておくのが無難でしょう。
また、予防接種の前に体温をはかり、問診もあるので、
当日の摂取前の飲酒はしないほうがよいでしょう。
37.5度以上の熱がある場合は予防接種を受けることが
できませんので注意しましょう。
また、予防接種を受けた後は、24時間は副反応がでないか
自分の体調に注意しておく必要があります。
厚生労働省のHPにある注意書きには、当日、予防接種後の
大量の飲酒や激しい運動は控えるようにとあります。
できればお酒は飲まないに越したことはないですが、
どうしても断れない飲み会などが入ってしまった場合には、
お付き合い程度にして、ほどほどにセーブするように気を付けましょう。
入浴は予防接種を受けてから1時間以上たっていれば大丈夫です。
インフルエンザになったお子さんの場合の入浴についてはこちらに詳しく書いています。
>>インフルエンザ後のお風呂に子供をいつから入れる?家族への感染は?
インフルエンザ予防接種後の飲酒は効果を下げる?
インフルエンザ予防接種後の飲酒はインフルエンザ予防の
効果を下げるかどうかについて調べてみました。
わたしの調べた範囲では、飲酒によってインフルエンザ予防接種の
予防効果を下げるという情報は見つかりませんでした。
また、厚生労働省の情報では摂取当日の大量の飲酒は控える
という注意書きがでていることから、
多少の飲酒で予防効果がなくなる、減る、
などの恐れはないものと思われます。
ただ、予防接種と関係なく、体調不良になるほど飲酒をすることで、
体の免疫機能が下がる可能性はあるので、
普段から飲酒はほどほどにしておくのが無難でしょう。
予防接種後、うっかりお酒を多く飲んでしまったりして、
心配になったら、早めにかかりつけの医師に相談するのがよいでしょう。
インフルエンザ予防接種の副作用とお酒の関係は?
インフルエンザ予防接種の副作用とお酒の関係について調べてみました。
インフルエンザの予防接種後、まれに副作用がでる場合がありますが、
お酒と関係があるという情報は私の調べた範囲では見当たりませんでした。
ただ、お酒を飲むことによって、気分がわるくなる、肌が赤くなる、
体温が上がるなど飲酒による体調の変化は副反応と
紛らわしいことがあります。
副反応があるかどうかを見極めるためには、念のため、
予防接種後24時間はできるだけ飲酒しないほうがよいでしょう。
予防接種の予定を立てるときに、前日、当日に、宴会、飲み会、
パーティなどの予定をできるだけいれないように
気を付けるのが望ましいですね。
受験生の場合のインフルエンザワクチンについてはこちらで詳しく書いています。
>>インフルエンザ予防接種の時期 受験生はいつ?費用と副作用は?
まとめ
インフルエンザの予防接種の当日はよい体調であることが前提なので、
前日からお酒はほどほどにとどめたほうが無難でしょう。
予防接種当日は、予防接種前は体温をはかることもあり、
飲酒はしないほうがよいです。
予防接種後も大量の飲酒は控えるように
厚生労働省からの注意書きなどに記載があります。