こんにちは!ひのなです。
本日は当ブログにお越しいただきありがとうございます。
小さな子供はよく転んでけがをしますよね。
うちの子などは中学、高校に上がってからも、まだ転んでけがをすることがあります(苦笑)。
痛みが少なく、早く治り、傷痕もつきにくい、キズパワーパッドなどのハイドロコロイド絆創膏で傷の手当ての仕方がずいぶん広まってきましたね。
この傷の手当は、湿潤治療 といって、傷口を乾かさずに湿った状態を保ち、自然治癒力を引き出して治すという方法なのです。
湿潤治療 ハイドロコロイド絆創膏で傷の手当ての仕方
湿潤治療 ハイドロコロイド絆創膏で傷の手当ての仕方でまず重要なのは、傷口を水道水で洗い、水分を拭きとっておくということです。
この水分を拭きとるのに、つい、ティッシュなどを使ってしまいがちですが、ティッシュだと傷口に繊維が残ってしまってよくない場合もあるそうです。
傷口の水気をできれば清潔なガーゼ、でなければ、清潔なタオルやハンカチなどをつかうほうがよいときいていますので、参考にしてください。
傷口を洗って水けをふきとった後は、傷口の大きさに合わせたハイドロコロイド絆創膏を貼るだけでOKです。
1-3日ごとに取り換えるとよいとされています。浸出液が漏れてきたり、絆創膏がはがれてきたりしたら替え時です。
張り替えるときにその都度水道水で洗ってガーゼで水気をとるのはやったほうがよいといわれています。
ハイドロコロイド絆創膏は、貼ってすぐに傷も目立たなくなり、治りもよくて手軽に使えるのでとてもよいのですが、難点は、とても高価なものであることです。
何社かハイドロコロイド絆創膏を販売していますが、1枚当たり数十円から200円くらいかかるものが多いのです。
傷の大きさに合わせて貼らなくてはなりませんし、気軽に買い置きしておくことがなかなか難しいと思います。
なので、ハイドロコロイド絆創膏がないとき、またはあまりお金をかけたくないときに、同じような効果の治療ができるといいですよね。
それがあります。
以下に説明します。
湿潤治療 ワセリンとラップを使う方法は安価で効果的
湿潤治療の傷の手当てに、ラップ療法という方法もあります。
ハイドロコロイド絆創膏と同じような潤い環境をつくることができます。
用意するのは食品用のラップ、白色ワセリン、メディカルテープ(サージカルテープ)です。
さらにあるとよいのがガーゼ、包帯になります。
まず傷口を水道水で洗い、ガーゼなどで水気をふき取ります。
傷の大きさにあわせてカットしたラップに白色ワセリンを塗り(清潔な指で塗ります)、それを傷口にあてて、メディカルテープで固定する。
以上です。
ただ、浸出液が出てくることが多いので、その上から、ガーゼをあてたり、包帯を巻いたりするなどするとさらによいでしょう。
ラップ療法の場合は、ハイドロコロイド絆創膏よりもこまめにとりかえたほうがよいでしょう。
ラップ療法だと、安価で、すぐに傷の大きさに合わせて手当てができるのでよいですね。
白色ワセリンとメディカルテープを買い置きしておくとよいですね。
傷を消毒しないで破傷風などの心配はないのか
家庭での湿潤療法、湿潤治療は、あくまで軽い症状の、擦り傷、切り傷、やけど、ひびあかぎれなどに限ったほうがよいでしょう。
傷を消毒しないで、破傷風なども心配になるかもですが、軽いものなら、自然治癒力で傷から出る浸出液が、傷を治すことが多いのです。
ただ、土や汚水など汚い場所でのけがは小さくてもばい菌が入ることもありますし、もちろん傷の大きいときなどは、必要に応じて病院にかかるようにしましょう。
湿潤療法を取り入れている病院と取り入れてない病院がありますので、湿潤治療を特に希望する場合は、湿潤治療を取り入れている病院を探していくとよいでしょう。
外傷を湿潤療法している医師
http://www.wound-treatment.jp/dr/dr.htm
湿潤治療を行う医療機関
http://moistcare.org/database/hospitals-moistcare.html
ただ、湿潤治療を取り入れている病院でも、ケガの内容によって治療方法はさまざまなので、よくメリットデメリットをきいて、よい治療法を選択するようにしましょう。
湿潤治療 ハイドロコロイドのまとめ
傷の手当ての湿潤治療 ハイドロコロイド絆創膏で効果があるが、高価であることが難点。ラップを使う安価な治療法もある。
以上 わたしのブログが、少しでもあなたのお役に立てたならばうれしいです。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。